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報告REPORT

第55回 兵庫県高圧ガス大会が開催されました

2017年11月2日



 高圧ガス保安活動促進週間の恒例行事である兵庫県高圧ガス大会が、10月24日兵庫県公館(神戸市中央区下山手通)で開催されました。

 本大会は兵庫県と兵庫県高圧ガス連絡協議会の共催で、高圧ガスによる災害防止のため不断の努力を重ね、かつ成果を収めた事業所や長年にわたり高圧ガス保安に尽くし、きわめて顕著な功績をあげた方々を表彰することで、保安技術の強化をもって高圧ガス災害の絶無を目指すことを目標としている。55回目を数える今大会では、県下全域から318名の高圧ガス関係者が出席する盛大なものとなりました。

 後藤有一郎大会委員長(兵庫県高圧ガス保安協会会長)が開会のことばを述べたのちに「安全の鐘」を点鐘して開会しました。



 主催者を代表して挨拶に立った金澤和夫兵庫県副知事は、集まった高圧ガス関係者にご足労いただいたこと感謝の意を示されました。

 金澤和夫兵庫県副知事から概ね次のようなご挨拶をいただいた。



 本大会が全国大会よりも2年早い昭和37年に始まり、本日まで継続できたのも高圧ガス関係者の保安意識の高さを示すものであり、各人の職務の全うによる重大事故の未然防止の努力に心からの敬意を表する。

 高圧ガスは生活の身近にあるものであり、扱いに誤りがあると重大な結果をもたらすことがあるとした。昨年の全国での事故件数が495件と高止まり気味であること、そして兵庫県での漏えい事故が昨年度は12件、本年度はすでに10件発生していることを憂慮している。幸いなことに負傷者はなく、ここ数年重大事故は発生していないが、関係者にはさらなる保安への注力をお願いしたい。

 日本が災害列島であり、災害は時と場所を選ばない。南海トラフ巨大地震も今後30年以内で70%の確立と言われているため、災害が発生したときには迅速、適確な対応ができるように日頃からの訓練の必要性を痛感している。行政と事業者の連携を強くして万が一の時には安全に高圧ガス設備を停止させて、周辺住民を円滑に避難できる体制を整える必要がある。

 本年は県政150年にあたり、改めて防災へ備えの確認と未来への飛躍へのきっかけとなることを祈念している。


 続く表彰式では、長年にわたり高圧ガスの事故防止に努め、多大な功績があった優良製造事業所(2事業者)、優良販売業者(1事業者)、保安功労者(3名)、優良製造責任者(2名)に対し、金澤副知事から表彰状と盾が贈られ、また14名が大会委員長表彰の栄を浴しました。


知事表彰


(左)横田ガス骸優良製造事業所] (中)鋸e田燃料[優良販売業者] (右)北野実氏[保安功労者]

大会委員長表彰<保安功労者>


(左)酒井喜久夫氏(酒井商店) (中)木正樹氏(三和商事梶j (右)谷崎喜雅氏(潟^ニザキ)
(左)西村知之氏[代理](西村商店) (中)濱田祐二氏(ダイネン叶ヤ穂営業所) (右)藤木政宏氏(鰍オき島ガスワン)


 本間登中部近畿産業保安監督部近畿支部長から丁寧な祝辞を頂戴した後、北野実氏(北野産業梶jに合わせて参加者全員が力強く大会宣言を唱和して高圧ガス災害の絶無を誓いました。

 その後の記念講演では、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長の室ア益輝教授を迎え「災害の教訓を活かして次に備える」と題して講演をいただいた。
 室崎氏の講演内容は、概ね次のようなものであった。



 過去の大災害は、減災や復興に欠かせない普遍的な教訓を数多く提起しているが、『想定外』の文言でも知られるように、その教訓を必ずしも活かせているとは言えない。

 過去の大震災からの教訓をいくつかの四字熟語にまとめて対策の立案に活用している。大震災の発災に備え、被害軽減のための基盤を構築する『事前減災』や『危機管理』。また「人、もの、仕組み、カネ」といった資源を『用意周到』に整えておく。

 復興を進めるためのまちづくり協議会などの機関を使う『連携協働』。あるべき社会の構築のための『改革創造』。震災関連死などを防ぐため、社会全体で被災者を包む『社会包摂』などである。

 次の巨大地震に対する考えとしては、自然災害に対して人間は無力な存在であることを自覚し、防災ではなく減災を対策とすべきである。

 減災の基本的な考えからは、『被害の引き算』であり、これには『対策の足し算』でやり遂げる必要がある。つまり事前事後対応のような『時間』と国土や都市といった『空間』、そして行政、コミュニティといった『人間』とハードソフトといった『手段』を組み合わせることでまちづくりを進めることを提言している。

 復興まちづくりを減災まちづくりの関連性を正しく捉えて、多様な手段を効果的に組み合わせることで被害軽減の実効性と冗長性を高める。減災の実効管理を徹底するためにPDCAサイクルを確認し持続的にコツコツと進めることが肝要である。



 最後に北嶋一郎(一社)兵庫県LPガス協会会長が閉会の言葉を述べ、安全の鐘の響きとともに大会は閉会した。


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